■ 高校受験のポイント

夏休み明け辺りから受験に向けてのラストスパートをかけるときのポイントを いくつか挙げといてみようと思います。

・計画を立てて勉強する。
・単純ミスを無くす。
・弱点の最終チェック
・過去問題を解く
・健康管理に気をつけて。


・計画を立てて勉強する。
始まりにして一番大切なことだと思います。
短期間で中学校三年間の総復習と、当然学校で現在進行している授業の内容についても勉強しないといけません。
そうすると、かなり能率よく勉強する事が必要です。
手前の記事でも似た様な事書きましたが、「どれだけ頑張るか?」の前に「どのように頑張るか?」について真剣に悩んでください。

・月間の計画はもちろんですが、
一週間毎の計画もしっかり立てましょう。
・学校の授業や塾、遊びに行く予定などを考慮に入れて科目・時間をしっかり決めて計画を立ててください。
○月×日…数学と理科と英語を一時間ずつ  よりは、

○月×日…
20:00〜21:00 数学(ルートの計算)
21:00〜22:00 理科入試問題19年度と解答見直し 
23:00〜24:00 長文の和訳P12〜14
と言う風に出来るだけ具体的な方が良いと思います。
そして、時間的に可能な範囲で。
仮に、月曜日と水曜日に予定通り出来なかった・ミスが多かった。
という場合も出てくるでしょうが、
足りなかった時間・復習のための時間を
始めから日曜日に予定しておくなどして、
予定が2週間・3週間とずれ込んで行かない様にしましょう。

記憶するには、夜の寝る前に集中して詰め込み次の日の朝確認すると忘れにくいらしいです。
お風呂の時間・トイレの時間・朝起きてから学校に行くまでの時間等も有効利用してみましょう。
暗記用の用紙をジップロックに入れてお風呂で覚えるとかね(笑)


・単純ミスをなくす。
応用力を養うこと、今まで苦手だった事を学習する事は大切です。
赤本などの過去問題(去年度の公立入試問題は、大阪府教育委員会のホームページからダウンロードすることも出来ます。)や、演習問題などを中心に学習していくと良いでしょう。
ただ、同じように、、もしかするとそれ以上に気を付けないといけないのがケアレスミスを無くすこと。
帰ってきた定期テストをみて、
「あぁ、そういうことか」とか、「あぁ、、、、わかってたのにぃ(ToT)/~~~」
って思った事ありませんか?

・分っていたのに間違えた。
・記号で答えるところを文章で答えた。
・問題をよく読んでなかった。

等など、、、せっかく内容を理解していても、、、、
正直、この受験って場においては点数に繋がらなくては意味がありません。
過去問題・演習問題を解く際、ミスをしないように意識し取り組む。
また、自分がミスした内容をメモしておく等して、自分がミスしない為には何に気を付けるべきなのか把握しておきましょう。


・弱点の最終チェックを
自分の弱点を把握してますか?
過去に間違えた問題。やり直してみた問題は今解けるようになっていますか?
学校で受けた定期テスト・実力テスト・学校のワークの問題等。
完全に覚えてしまうためには繰り返すのが一番です。
また、同じ問題を何度か解いているうちに理解度が深まります。
似たような問題が出たら次は確実に解ける!!
そんな自信が持てるまで何度も繰り返し、一度間違えた問題は完全に理解しておきましょう。
どうしても納得がいかないときは、学校・塾の先生等に教えてもらってください。


・過去問題を解く。
ミスのところでも書いてますが。過去問題を解いてみる事は大切です。
この範囲は解ける!!っと思っていても、入試の問題のようにひねられてしまうと分らなくなってしまう事もあります。
過去問題を解く際にポイントが二つ。

@時間の感覚をつかむ。
正確に時間を計って取り組んでください。

時間内に問題が解き終わらなかった場合は、
いったん手を止めて自己採点し、その後で間に合わなかった問題を解いてみる。
※間に合わなかったけど、解けた問題はないかチェックしておきましょう。
時間が余ってしまった場合は、見直しを続ける。
また、どれくらいの時間が余ったかチェックしておきましょう。

入試問題を解く際は、出来る問題から解くことが鉄則です。
教科毎にどこでどんな問題が出ているか、出題の流れも把握しておきましょう。問1から順番に解いていく必要はありません。

A傾向をつかむ
正直、入試だけに話を絞ると全ての範囲を勉強する必要はありません。 (ただし、定期テスト・実力テストもあるのでその辺は考慮してくださいね。)
例えば、大阪府の公立高校の入試「数学」をとってみると、、、、

1.計算問題・確立の問題・関数の問題
2.4.証明、解き方の説明を含む立体・平面図形
3.一次関数を使った数の規則性の問題
と言った感じの問題が多く出題されていたりします。

勉強をするところをある程度絞れると言うだけの話ではなく、入試の際自分がどの問題から解いていくと効率良く点数が取れるかを考えるためにも傾向を把握しておいて損はないはずです。


・健康管理に気を付けて
当然ですが、当日風邪引いてしまってるとえらいことです。
体調管理には充分気をつけましょう。

また、遅刻をしない為。と言うだけでなく、早起きをする習慣を付けておきましょう。
人間の頭は、寝起きすぐにはしっかり働かないですよね。
目が覚めてから、3時間程度たってから活発に頭が働きだすらしいので、入試が始まる9時に合わせて6時頃には目を覚ます習慣をつけておき、入試には頑張って勉強した事を100%出し切れるようにしましょう。